岬の間家について。
岬に住んでいる天才外科医さんの感想を語らせてください♪ 原作もアニメも大好きです。
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21-11「黒い医者の宿命」の感想。
あらずじは、「65年後の目覚め」に引き続き省略させていただきます。

ともかく、イロイロなコトを考えてしまって、考えがまとまりません。と、いうのが本音です。感情的に何かを思うこともあったし、理性的に何かを考えることもありました……。

以前、キリコ氏という存在は森鴎外の「高瀬舟」を思い出させます、と感想に書きましたが、今回も、そうでした。
子供向けのアニメだというのに、時間帯も時間帯なのに、こんな重いテーマを曖昧なままにせず、ちゃんと挑んでくださったアニメスタッフに、まずは心からの拍手を。

でもって。感想ですよね。うん……感想。
非常に、逆説的ですけど、一番感じたのは安楽死や尊厳死ではなく、なんとも人間というのは弱くて強くて愛しいものである、ということでしょうか。
尊厳死や安楽死を通して見えた、センセーやキリコ氏の強さと弱さ、親子兄弟の絆、そういったものが、このストーリーに「死に方」以外のテーマを与えてくれたように思います。
なんだろう?もしかして、強さとか弱さって、これって生き方なのかな?うん。やっぱり逆説的ですね。


安楽死というものに肯定的なキリコ氏。対して、全く否定的でキリコの行為を「殺す」という表現さえ使うセンセー。
全く反対な意見ではあるけれど、どちらもその根底にあるのは命に対しての真剣さと、優しさ、ですよね。

キリコ氏は優しさ故に「死」を与え、センセーは「生」に執着する……。
ただ、ここで忘れてならないのは、誰もがセンセーやピノコのように強くない―――何があっても生きていく望みや執念を持ち続けることが出来る人たちですから―――ということ。そして。誰もが天才外科医ではない、ということ。「死なせない」というのはセンセーだから言える科白だと思うのです。
センセーはその天才性故に、その強さ故に「死」を選ぶヒトや「死」を与えるヒトを責めるけど、誰だって死にたくない、誰だって助けたい、でも、それが出来るヒトばかりではないし、そーゆー弱い人間の方が多いかもしれない。
極論すれば、「諦める」ことを許さないということは、センセーの強さ故にあるエゴなのかもしれません。

そして。対照的なのはキリコ氏。彼は、ヒトの弱さを十分知っていいる。だから、「死」を与えることを肯定できる。
そして。彼もセンセーと同じ強さを持っているから「死」を与えることを実行できるのだと感じます。人に「死」を与えるってスゴイことですよね。
例えば、わたくしにその技術があったとしても、わたくしには出来ない。そんな大きな責任を負うことは出来ない。「もう少し、頑張ろうよ」そう言う方が自分の精神的にはラクですから。

何だか、ここまで書くとセンセーってヒドイ人で、キリコ氏ってスゴイ人っぽいですね(^^ゞ

少し、センセーをフォローすると、センセーは自身が強い故に―――センセーにも脆いところや弱いところもありますけど、こういう件に関してはセンセーは強いですから―――他人の強さを最後まで信じることが出来るのかもしれません。
ああ。納得。
「死」について、人の弱さを認めてあげてるのがキリコ氏、最後まで人の強さを信じたいのがセンセー、そういうことでしょうか。

わたくしは……どうかなぁ?自分が「助からない」患者であれば岬の診療所を訪ねるかキリコ氏の患者になるか迷うところですね。―――あ。でもセンセーのところにいけば殆ど助かりますよね(笑)
患者の身内であれば、迷いなく岬の診療所を訪ねるような気がします。思えば、これも随分なエゴですね。

さて。原作の感想を書くとしたらココまでだと思うのですが、アニメはコレに複雑な味付けをしてくれていました。
それは、「死」を与える対象がキリコ氏の父親である……ということで、親子の感情の交差を織り込んでいる点。これは……複雑ですよね。

父親は「不老不死」の研究をしていた人で、安楽死に対して肯定的な息子とは距離ができてしまった……。
当然ですね。死を克服する研究をしている人が、死を与える人と、真剣であればこそ対話できないはず。おそらく、過去には息子キリコを責める場面も多かったはず。

ところが、その父親は自身が「死」を目前にして、普通の死を認める言葉を発し、そして、「死」を肯定する……。

父親の息子に向けた最期の科白「ありがとう」は、ぞくっときました。息子が自分に死を与えたことを判ったのでしょうか………かほど、死を与えることを忌み嫌った父親が死を与えてくれて「ありがとう」、と?
最後まで手を尽くしてくれたことに関する感謝とも取れるとも思いましたが、それをいうなら、娘へも同じ言葉があるはずです。でも、娘に、あの言葉はなかった……。
もしかして、父親には「苦しい死と生」を目前にして体験して、死を与え続けるキリコ氏の信念や孤独が見えたのかもしれないとも思いました。死を与えるなんて、なかなか理解してもらえることではありませんから。だからこそ、息子に肯定的な言葉を与えてやりたかったのかもしれません。
対して……。死を受け入れようとする親子に対し、諦めきれないのはセンセーでした。心臓を直接マッサージをしようとする姿を見て、この人、ホンマ強いなぁ、と(苦笑)

ヒトがこれ以上、無駄に苦しむ姿を正視できない……。そこにキリコ氏の弱さが見えました。最も、キリコ氏の方が、普通ですよね(^^ゞ

「もういい」静かに諦めを伝えるキリコ氏に、糸が切れたかのようなセンセー。印象的なシーンでした。ヒトの強さや弱さや、運命やイロイロなことが交差して……ああ、人間って、切ないなぁと。

このストーリーの中ではいろいろな人のいろいろな「死」に対する考えた方がありました。
ユリさんの「助かるものは自然に助かる」そういう考え方。でも、いざ身内となると、そんなふうに割り切れず、父親を助けてください、そういう切なさ。
全く「死」を否定し、医学科学で、「死」を克服できると思っていた以前の父親。そして。最期には「死」を否定することは無理だったのだと悟る今の父親の考え方。
「死」を否定することはないBJだけど、―――彼の仕事は治すことであって、死なないようにすることではない、と言っていましたし―――でも、「生」をあきらめることを許さないセンセー。
「死がない、年をとらないことは不幸である」と考えるキリコ氏。「死があるからこそ、『生』が輝く」そう考えてるってことですよね。これはセンセーと同じ。でも、「無駄」な「生」は本人や周囲の選択の自由がある、そう考えているところがBJと違う・・・・・・。
立場や考えによって、なんと違うことか。

ただ、やはり、わたくしは、主人公ということもあるかもしれませんが(笑)、やはり、センセーのカッコ悪かろうがなんだろうが、諦めない、その強さが、スキです。
やはり、諦めちゃ駄目、と思います。特に、「命」なんだから。とても、尊いものなんだから。だから。強くならないと。尊い「命」を守るために。
理想かな?理想ですね。でも、普通のときは、それでエエと思います。

でも、考えてみれば尊厳死だ、安楽死だ、と真剣に悩んでもらえる命は幸せかもしれません。世の中には孤独死や、怪我しても、ただ死んでいく……そういうことがあるわけですから。

ところで。呑気で申し訳ないことを2点だけ(^^ゞ
キリコ氏のクルマ、すげー気になったのはわたくしだけでしょうか?いや、アレは、結構、世の中のクルマFANから見たらエエなーって感じのクルマのような気がするなー。
でもって。ユリさんに―――あ。ユリさんについて語りたいものもあったのに―――銃口を向けられて、おくたん未満を一生懸命かばう旦那さん未満vvうんvv相変わらず素敵なご夫婦ですvv

さて。長くなってしまいました。
ここのところ、時間がなくて、感想もなかなか書けない状態だったのですけど、
このストーリーだけは!と思ってがんばりました(笑)
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21ー11「黒い医者の宿命」

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BJ21-11 「黒い医者の宿命」

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21-11:「黒い医者の宿命」

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